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「賃貸として」
集合住宅を賃貸として設計する場合、事業性が優先されます。そのためには長く住んでもらい空室を少なくする必要があります。窓を見合いにならないように一つ一つ配置するといった快適性への配慮はおざなりになりがちですが、長く住んでもらう為には大切な要素です。また、プランや面積の違う住戸のバリエーションを持つことは、空室のリスクを減らします。近隣に配慮した建ち方など「住みつなぐこと」を考えるご提案をしていきます。
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「いっしょに住む」
集合住宅にはいっしょに住むという選択肢もあります。一般的にはオーナー付き賃貸住宅と呼ばれますが、オーナー個人邸と賃貸住戸を一つの建物の中で計画することで、収益部分を持ちながら、自宅を計画することが出来ます。効率的な土地活用が行えるという点と、建築的にも最上階のペントハウス的な住宅や、敷地奥に中庭のある落ち着いた住宅を計画できるメリットがあります。土地活用の優位性が高い点、防犯性が高まることなど、都心部の環境と相性が良いです。