展示会の為の小さな空間のデザイン。アートや教育の360°空間の記録やプラットフォーム整備を行う企業のブースとして、『単管』と『布』を用いて、ブースを体験する人がフォーカスされる様なデザインとした。限られた時間の中で、設営・撤去が求められた為、単管により組み立てを簡略化し、撤去後は部材にまた解体しリサイクルする計画としている。人の動きや、会場内の微妙な空調によって、暖簾がわずかに揺らめく様子をつくり、内部空間ながらも場の環境を感じられる佇まいとした。
展示会: XR総合展 2022
面積: 18m2
施主: Actual.inc
施工: ARTTECH+田工房