UTCCは東京大学コミュニケーションセンターとして赤門横にある本郷キャンパス内最古の建物にあり昨年インフォメーション機能が新設されました。キャンパスの案内を行う他、研究室が企業協力のもと開発した商品等を扱う、オフィシャルショップも併設されています。所属する川添研究室では、学内イベントや、学部紹介等の冊子,広告物を配置する為の什器をデザインしました。
鏡面とフェルトという性質の異なる素材で出来た2つの展示スペースはベンチのような高さに設定しており、冊子を並べつつその周囲は座面として機能します。PIET HEIN(デンマーク)が提唱した楕円でも長方形でもないカタチを採用した天板は四角い印刷物と、座る行為の両方に寄り添い来訪者を受け入れます。
用途 : 大学案内所
設計 : 川添研究室
環境整備: 田工房
家具制作: ニュウファニチャーワークス