中野駅前再開発の超高層建築物テナントとして消化器内科クリニックをデザインしました。
所要室の数、個室の面積から、コンパクトな動線計画を前提に、各部屋を廊下でつなぐ従来型のクリニックではなく、2m程のひと繋がりの空間に待合とバックヤードを組み込み、その周りに診察室・X線室等を配置するシームレスな空間を実現しました。内視鏡検査によるリカバリーは心身への負担も大きいため、小幅の木で覆われた大きな曲面によって、患者の方々が動線の明快さと安らぎを感じるクリニックを目指しました。
用途: 消化器内科クリニック
延床面積: 約150㎡
構造: 鉄骨造
規模: ナカノサウステラ 5階
事業者: 中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック
施工者: 乃村工藝社、株式会社いろり